JAPAN CMASは1986年、日本海中技術振興会によって日本のダイビング指導団体として出発を果たしました。国内でも屈指のプロインストラクターが1000名以上集結する、国内トップクラスのダイビング指導団体です。JCSはJAPAN CMASの略になります。
アメリカなど海外を本部とする海外のダイビング指導団体ではなく、純粋な日本のダイビング指導団体として活動し、数ではなく質による世界トップクラスを維持すべく、世界のダイビング技術を研究するメンバー達によって絶え間なく進化する努力を続けています。
JAPAN CMAS(JCS)メンバーは日本海中技術振興会の理念にもとづいて、その基準を忠実に守り、技術力、知識力などダイバーとして厳しい規準を満たした者だけがJAPAN CMAS(JCS)メンバーとしての資格を得られます。
公式サイト JCS 日本海中技術振興会
また、JAPAN CMAS(JCS)のメンバーになることは、世界水中連盟CMASメンバーとしても認定されます。
JAPAN CMAS(JCS)が目指すものは、安全です。すべてが、ここから派生しているものと言っても過言ではないでしょう。
安全のための第一歩、それは、プロフェッショナルとしてのダイビンの確立。これが、JCS流のポリシーです。数ではなく質の高いインストラクター無しに、安全が確保されることはありません。そのために、JCSでは、優れたダイバーの育成とともに、プロフェッショナルとしてのインストラクターの指導育成を目的とする、効果的なITCを開催しています。
さらに、インストラクターを統括する上部組織ではなく、教育面をサポートする組織としての指導団体の立場を貫いています。
第二に、ダイビング業界全体の健全な発展が、JCSのインストラクターの将来を保証するものと考えます。行政機関が、潜水事故に憂慮してダイビング業界に対する指導など、私たちは、それらに積極的に参加することによって、JCSのインストラクターの声を行政に反映してく努力を行っています。
文部科学省、経済産業省、国土交通省、海上保安庁などの各外郭団体である、(財)社会スポーツセンター、(社)レジャーダイビング産業協会、(財)日本海洋レジャー安全振興協会および各地区安全対策協議会が行う指導 や活動に、専門委員、理事として積極的に参加しています。
第三に、自然保護の啓蒙には国内のどの団体よりも真剣に取り組んでいます。
そうした努力が実り、私たちJCSだけが、環境庁の外郭団体である(財)海中公園センターと業務提携することができ、海中公園の自然保護とダイバーへの開放にも貢献することができたのです。
認定機関(協力団体)
(財)社会スポーツセンター(文部科学省)
文部大臣認定事業スクーバダイビング指導員の認定をしており、日本では唯一の公的なスクーバダイビングインストラクターの資格です。JAPAN CMASはこのインストラクター養成認定団体です。
(社)レジャースポーツダイビング産業協会(経済産業省)
ダイビング業界の発展と安全を主に、市場動向調査や器材の開発と業界のまとめ役をしています。JAPAN CMASはこの協会のメンバーです。
他に労働省が、潜水業務を行う者に対し、”潜水士”を資格として設置しており、プロダイバーはすべてこの資格を取得しなければなりません。
(財)日本海洋レジャー安全振興協会(国土交通省・海上保安庁)
海洋レジャーの安全に関する知識の普及および安全管理、安全指導に従事する者の養成、認定等を実施するとともに、ダイビングに関する緊急医療援助システム及び舟艇に係る海難救助システムの整備及び運営。
(財)沖縄県マリンレジャーセーフティービューロー
OMSB水難救助員は、「沖縄県水難事故の防止及び遊泳者等の安全の確保等に関する条例に規定する水難救助員の 資格を有する者」として、沖縄県公安委員会より認定されています。
DAN JAPAN 日本海洋レジャー安全振興協会
「DAN JAPAN」は、1992年(平成4年)1月に発足した、レジャー・スクーバダイビングの安全性の向上を目的とした団体です。全世界で4つの「DAN」(インターナショナルDAN=IDAN)が連携して活動しています。日本では一般財団法人 日本海洋レジャー安全・振興協会が公益事業として運営しています。
引用元 http://www.japan-cmas.co.jp/